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官邸の暴走

角川新書 K−361

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-04-082403-1
4-04-082403-2
税込価格 1,100円
頁数・縦 334P 18cm

商品内容

要旨

安倍政権において「政治主導」の名のもと官邸のもつ権力は異常に強力化した。その結果「忖度」にみられる様々な問題を引き起こし、菅政権ではコロナ禍をはじめとするさまざまな国難に対処できないという事態につながった。官邸では何が起きていたのか、そしていま早急に行うべき具体策とは何なのか。改革の壁である「官邸官僚」の課題を改めて検証し、日本の危機脱出への大胆な改革案を提言する。

目次

序章
第1章 「官邸官僚」はどこまで凄いのか
第2章 人事権を活用し「戦争のできる国」へと邁進した安倍政権
第3章 過剰「忖度」官僚が支えた安倍パフォーマンス内閣
第4章 マスコミ支配
第5章 力不足で思考停止の菅政権
第6章 菅政権の迷走―パンケーキを毒見する
第7章 のっぴきならないほど落ちている日本の国力
第8章 真の先進国になるための改革

出版社・メーカーコメント

官邸官僚の相次ぐ不祥事。なぜ官邸は暴走してしまうのか。首相官邸に属する補佐官や秘書官らいわゆる「官邸官僚」は絶大な力を行使し、「モリカケ問題」など一連の不祥事の温床とも指摘されている。なぜ彼らは力を持ちえたのか。その腐敗の過程を検証し、あるべき姿を説く!

著者紹介

古賀 茂明 (コガ シゲアキ)  
1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。大臣官房会計課法令審査委員、OECDプリンシパル・アドミニストレーター、産業再生機構執行役員、経済産業政策課長、中小企業庁経営支援部長などを歴任。2008年、国家公務員制度改革推進本部事務局審緩官に就任し、急進的改革案を提起。09年末に経済産業省大臣官房付とされるも、10年秋に公務員改革の後退を批判、11年4月には日本初の東京電力破綻処理策を提案。同年9月に退職後は、テレビ朝日「報道ステーション」コメンテーターや政党のアドバイザーなどを務めたのち、各誌コラム・著書・メルマガで提言を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)