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ようこそ地獄、奇妙な地獄

朝日選書 1022

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-02-263109-1
4-02-263109-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 311P 19cm

商品内容

要旨

近年やってきた空前の“地獄”ブーム。しかし、「地獄はどこにある?」「閻魔王は何者か?」―この問いにやすやすと答えられる日本人は、そう多くないだろう。私たちの祖先は、仏教とともに「地獄」の存在を知って以降、常に地獄を身近に感じながら生きてきた。ある時代の人々は死後の地獄堕ちを心底怖れ、時代が下ればパロディのネタにした人々もいた。地獄堕ちを免れるためのガイドブックや地獄行き体験のエピソードを記した紀行文、文字が読めずともひと目でわかる鮮やかな地獄絵―地獄の様子はさまざまな説話や絵図に写し取られ、残されてきた。本書ではぜひ、これら古典文学や絵画をひもときながら“三途の川”までの道のりを同行し、“閻魔王”を紹介する地獄巡りにご案内したい。そこには日本人が辿ってきた時代の空気、世相、死生観がありありと映し出されている―。

目次

第1章 仏教が運んだ輪廻と地獄
第2章 地獄に堕ちるは因果応報
第3章 地獄は何処に?
第4章 地獄のお役所仕事
第5章 地獄なんか怖くない
第6章 パロディ化した地獄

出版社・メーカーコメント

「地獄」の概念は仏教とともに日本に伝来。人々の心に大きな存在感を示し、説話や絵図に写し取られてきた。「地獄」にまつわる夫婦、親子の愛憎、立身出世にまつわる怨嗟の感情など、時代で変わる日本人の死生観、変わらない性(さが)を読み解く。

著者紹介

星 瑞穂 (ホシ ミズホ)  
国文学者。1985年、福島県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科国文学専攻後期博士課程単位取得退学。同大学非常勤講師、ENS de Lyon客員研究員などを経て、絵入り本の研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)