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教育福祉の社会学 〈包摂と排除〉を超えるメタ理論

出版社名 明石書店
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-7503-5220-6
4-7503-5220-9
税込価格 2,530円
頁数・縦 208P 22cm

商品内容

目次

序章 出発点―“包摂と排除”同心円モデル
第1章 包摂と排除の「入れ子構造」論―迷宮に分け入るための一歩
第2章 ルーマンから学ぶ「包摂その一歩手前」の大切さ―「平凡でないマシーン」とその平凡化の視座から
第3章 「包摂の一歩手前」を可視化した貴重な記録―在日朝鮮人高校生を描いたあるビデオドキュメンタリーから
第4章 創発的包摂の教育小史―「必要の政治」を主題とする三つの事例から
補章 “宿題”からみた包摂と排除―教育総動員体制論序説
第5章 創発的包摂を生きる主体の肖像―リー・ダニエルズ『プレシャス』を観る
第6章 公私融合の混迷状況で読み解く“包摂と排除”―教育基本法改定前・後の比較から
終章 蟷螂の斧をふりかざす―コロナ禍のもとでの思考停止に抗う

著者紹介

倉石 一郎 (クライシ イチロウ)  
京都大学大学院人間・環境学研究科教授。1970年兵庫県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。東京外国語大学教員をへて現職。この間、ウィスコンシン大学マディソン校客員研究員などを歴任。研究分野は教育学・教育社会学・教育社会史。特にマイノリティ教育の比較分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)