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日本SFの臨界点中井紀夫 山の上の交響楽

ハヤカワ文庫 JA 1489

出版社名 早川書房
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-15-031489-7
4-15-031489-6
税込価格 1,166円
頁数・縦 473P 16cm

商品内容

要旨

SF作家・伴名練が今この時代、最も読んでほしい作家の傑作群を全力で編纂する新シリーズ。第1弾は奇想文学の名手、中井紀夫。山頂の楽堂でたったひとつの交響楽を数百年にわたり演奏し続ける楽団を描いて、星雲賞を受賞した表題作のほか、不思議な少女とのささやかな出逢いを描く「山手線のあやとり娘」、書籍初収録作の「花のなかであたしを殺して」など全11篇。デビューからの全軌跡を辿る超充実の巻末解説を併録!

出版社・メーカーコメント

昨年話題を呼んだアンソロジーに続き、作家別傑作選を3カ月連続刊行。星雲賞受賞の表題作ほか、書籍初収録作を含む奇想&SF集。

著者紹介

中井 紀夫 (ナカイ ノリオ)  
1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワ・SFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞
伴名 練 (ハンナ レン)  
1983年生、作家。著書『なめらかな世界と、その敵』(早川書房)、『少女禁区』(角川ホラー文庫)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)