東京復興ならず 文化首都構想の挫折と戦後日本
中公新書 2649
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2021年6月 |
ISBNコード |
978-4-12-102649-1
(4-12-102649-7) |
税込価格 | 1,056円 |
頁数・縦 | 302P 18cm |
商品内容
要旨 |
空襲で焼け野原となった東京は、戦災復興、高度経済成長と一九六四年五輪、バブル経済、そして二〇二〇年五輪といった機会のたびに、破壊と大規模開発を繰り返し巨大化してきた。だが、戦後の東京には「文化」を軸とした、現在とは異なる復興の可能性があった…。南原繁や石川栄耀の文化首都構想、丹下健三の「東京計画1960」など、さまざまな「幻の東京計画」をたどりながら、東京の失われた未来を構想しなおす。 |
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目次 |
序章 焼け野原の東京で―「復興」としての戦後を問い返す |
出版社・メーカーコメント
空襲で焼け野原となった東京は、戦災復興、高度経済成長と一九六四年五輪、バブル経済、そして二〇二〇年五輪といった機会を経るたびに、破壊と大規模開発を繰り返して巨大化してきた。だが、戦後の東京には「文化」を軸とした、現在とは異なる復興の可能性があった……。南原繁や石川栄耀の文化首都構想、丹下健三の「東京計画1960」など、さまざまな「幻の東京計画」をたどりながら東京の未来を構想する。