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抽象数学の手ざわり ピタゴラスの定理から圏論まで

岩波科学ライブラリー 305

出版社名 岩波書店
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-00-029705-9
4-00-029705-8
税込価格 1,430円
頁数・縦 133P 19cm

商品内容

要旨

抽象化は数学に何をもたらしたのか?ピタゴラスの定理や素因数分解といったなじみ深い話題から、構造、圏、線形代数など6つのテーマをガロワ理論もからめて独自の切り口で解説。紙と鉛筆を手に、現代数学の考え方を体験しよう。

目次

0 ピタゴラスの定理から圏論まで
1 局所と大域―直線と円周
2 集合と構造―素因数分解
3 圏―対象と射
4 関手―ガロワ理論
5 線形代数の世界―行列と微分方程式
6 複素関数―オイラーの公式

出版社・メーカーコメント

高度に抽象化した数学は、どんな対象について何を探究しているのか。ピタゴラスの定理や素因数分解といったなじみ深い数学を題材として、現代数学のキーワード「局所と大域」「集合と構造」「圏」「関手」「線形代数」「複素関数」を独自の切り口で解説。紙と鉛筆をもって体験すれば、現代数学の考え方がみえてくる。

著者紹介

斎藤 毅 (サイトウ タケシ)  
1961年生まれ。1987年東京大学大学院理学系研究科博士課程中退。現在、東京大学大学院数理科学研究科教授。理学博士(東京大学)。専門は数論幾何学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)