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私の少女マンガ講義

新潮文庫 は−78−1

出版社名 新潮社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-10-102981-8
4-10-102981-4
税込価格 649円
頁数・縦 298P 16cm

商品内容

要旨

日本の漫画は世界でも希有な文化である。中でも少女マンガは男性とは異なる視点で新たな物語を生み出してきた。その第一人者である萩尾望都が2009年、イタリアの講演で繙いた、『リボンの騎士』から『大奥』へ至る少女マンガ史、そして自作の解説と創作作法を収録。’19年にデビュー50周年を迎えてなお現役であり続ける著者が、日本独自の文化である少女マンガの「原点」と「未来」を語る一冊。

目次

少女マンガの岸辺で―まえがきにかえて(矢内裕子)
1章 イタリアでの少女マンガ講義録―『リボンの騎士』から『大奥』へ―少女の、少女による、少女のためのメディア
2章 少女マンガの魅力を語る―読む・描く・生きる
3章 自作を語る『なのはな』から『春の夢』へ―3・11以降の作品たち
萩尾望都氏との初対面(ジョルジョ・アミトラーノ)
イタリアの秋(矢内裕子)

出版社・メーカーコメント

日本の漫画は世界でも希有な文化である。中でも少女マンガは男性とは異なる視点で新たな物語を生み出してきた。その第一人者である萩尾望都が2009年、イタリアで行った講演で繙いた、『リボンの騎士』から『大奥』へ至る少女マンガ史、そして、自作の創作作法と解説を収録。‘19年にデビュー50周年を迎え、現役であり続ける著者が語る「原点」と「未来」を繋ぐ少女マンガの記録となる一冊。

著者紹介

萩尾 望都 (ハギオ モト)  
1949(昭和24)年、福岡県生れ。’69年、『ルルとミミ』でデビュー以来、SFやファンタジーなどを取り入れた壮大な作風で名作を生み出し続けている。’76年、『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、’97(平成9)年、『残酷な神が支配する』で手塚治虫文化賞マンガ優秀賞、2006年、『バルバラ異界』で日本SF大賞ほか受賞多数。’12年には少女マンガ家として初の紫綬褒章を受章。’17年、朝日賞を受賞。’19(令和元)年、文化功労者に選出
矢内 裕子 (ヤナイ ユウコ)  
ライター、編集者。1965(昭和40)年、東京生れ。書籍編集者として出版社勤務後、独立。日本の伝統文化、古典芸能を中心に幅広く執筆・編集を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)