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私はアラブの王様たちとどのように付き合っているのか?

星海社新書 181

出版社名 星海社
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-06-523511-9
4-06-523511-1
税込価格 1,155円
頁数・縦 236P 18cm

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要旨

紛争や戦争、原油価格の問題など「中東」に関するニュースは、日本でもしばしば目にする。だが、現地に馴染みがないこともあり、一般的な日本人が中東、アラブ世界に住む人々の暮らしや流行などを知る機会は少ないのではないか。それでも近年、中東と日本は「文化」の面でも結びつきを強めているようだ。本書では「中東で一番有名なサラリーマン」とも呼ばれる著者が、人々との交流、経済・ビジネス、文化や歴史、流行しているものなどを網羅した中東の現状と展望を、ユーモラスなエピソードを交えて語る。サウジアラビアをはじめとする中東の産油国では、頭打ちが予想される石油産業への依存を脱するため、さまざまな産業の振興を図っている。その一環として、アニメーションをはじめとするコンテンツビジネスの重視があり、国民の間では“オタク”が現れるほどに日本のアニメーションが流行、浸透しているのだそうだ。著者は1985年、大分生まれ。メーカー、商社、NGO、ベンチャー企業などへ勤務経験を持つサラリーマン。ビジネスを通じてアラブ、中東世界に深く関わり、SNS上でアラブ人約10万人からフォローされる。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2021年8月3日]

商品内容

要旨

豪奢な石油王、ラクダと共に生きる砂漠世界、はたまた暗殺者が横行する危険地帯―これらステレオタイプともいうべき「中東」「アラブ」のイメージは、残念ながら日本において現実の中東世界への誤解や偏見の根源となっています。本書は、中東に住む人々や文化への敬意と理解によってはからずも“中東きっての有名日本人”となった著者が、サウジアラビアの王族や中東有数の財閥子息たちとのお付き合いを通じて身を以て体験した耳を疑うような数多の実話と共に、私たち日本人が知らない魅力の溢れる中東世界へと誘います。著者所蔵の貴重で豊富な現地写真と共に、いざ等身大(?)の中東世界へ!

目次

第1章 アラブの王族について(すべては1通のメールから始まった
「自称王子」の身元を調べよう ほか)
第2章 アラブの財閥と共に(いきなり舞い込んできた巨大会場でのプレゼン依頼
特別ルートを使って最短でサウジアラビアへ ほか)
第3章 アラブにおける日本文化(急成長を続けるアラブのエンターテインメント産業
サウジアラビアのエンターテインメント産業を支える「ミスク財団」 ほか)
第4章 日本人から見たアラブ文化(サッカーは国技です
強豪チームを作り上げた伝説的な選手たち ほか)

出版社・メーカーコメント

中東で一番有名な日本人が語る、想像を絶する日本人の知らない中東の王族や財閥、文化を縦横無尽に語り尽くす。

著者紹介

鷹鳥屋 明 (タカトリヤ アキラ)  
1985年大分生まれ、日本と中東を行き来して働くサラリーマン。大分舞鶴高校、筑波大学卒業後、メーカー、商社、NGO職員、ベンチャーと働く間に外交イベント、ビジネスを通じてアラブ、中東世界に深く関わりSNS上でアラブ人約10万人からフォローされる。中東各国で過ごした経験から現地で行われるイベントの企画、随行等も行う。本人もオタクであり中東のオタク文化に関して造詣が深く日本のコンテンツを中東に広げるべく活動を行う。母方の実家が鷹鳥屋神社であり、鷹鳥屋明を名乗る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)