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歴史のミカタ

祥伝社新書 630

出版社名 祥伝社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-396-11630-9
4-396-11630-6
税込価格 1,034円
頁数・縦 290P 18cm

商品内容

要旨

歴史はどのような時に動くのか、歴史は繰り返されるか、日本史の特徴は何か…など、歴史の本質に正面から迫る本格対談。職場で上司・部下の関係にある二人は膨大な知識と教養を持ちながらも、それに拘泥することなく、また狭いタコツボに逃げ込むことなく、縦横無尽にユーモアを交えて語り合う。いわく、歴史は物のミカタである。いわく、歴史は神話化する。詳細は本文に譲るが、今に活かす「教訓としての歴史」も、堅苦しさを除外した「楽しめる歴史」も本書にはある。付録として、二人がすすめる書籍を掲載。歴史のおもしろさを味わいながら、豊かなミカタが身につく。

目次

第1章 歴史が動く時(歴史はどのような時に動くのか
源頼朝が乗った波 ほか)
第2章 歴史は繰り返されるか(反復して起こること
予測可能なことと不可能なこと ほか)
第3章 歴史の表と裏(秀吉が書いた、浮気の誓約書
秀頼は秀吉の子どもではない!? ほか)
第4章 日本史の特徴(日本史とヨーロッパ史は似ている
土地へのこだわり ほか)
第5章 時代で変わる英雄像(秀吉は大河ドラマの主人公になれない!?
関東史観と関西史観 ほか)

著者紹介

井上 章一 (イノウエ ショウイチ)  
国際日本文化研究センター所長。1955年京都市生まれ。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。国際日本文化研究センター教授などを経て、現職。専門は建築史、意匠論。『つくられた桂離宮神話』でサントリー学芸賞、『南蛮幻想』で芸術選奨文部大臣賞を受賞
磯田 道史 (イソダ ミチフミ)  
国際日本文化研究センター教授。1970年岡山市生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(史学)。専門は日本近世史。『武士の家計簿』で新潮ドキュメント賞、『天災から日本史を読みなおす』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)