象の皮膚
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2021年6月 |
ISBNコード |
978-4-10-354111-0
(4-10-354111-3) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 140P 20cm |
書店レビュー
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- 長崎書店 (熊本県熊本市中央区)
五十嵐凜、非正規書店員6年目。アトピーの痒みにも変な客にも負けず、今日も私は心を自動販売機にして働く。そこに起こった東日本大震災。本を求める人々。彼女はそのとき、人間の本性を目撃する。痒みに支配された女性書店員の生きづらい日常を圧倒的リアリティで描いた、第34回三島由紀夫賞候補作です。
(2021年8月13日)
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商品内容
要旨 |
五十嵐凛、書店員6年目。アトピーの痒みにもやっかいな客にも負けず、今日も私は心を自動販売機にして働く。皮膚が自分自身だった。肌を見られたくない、でもこの苦しみを知ってもらうことは、自分を知ってもらうことだった。非正規雇用、学校のいじめ、カスタマーハラスメント、そして東日本大震災…。痒みに支配された女性書店員の生きづらい日常を圧倒的リアリティで描いた。第34回三島由紀夫賞候補作。 |
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