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独占禁止法の研究

KDDI総合研究所叢書 10

出版社名 勁草書房
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-326-40393-6
4-326-40393-4
税込価格 5,500円
頁数・縦 430P 22cm

商品内容

要旨

「事業者」とは何か、競争の実質的制限と公共の利益、不当な取引制限、不公正な取引方法など、独占禁止法の要点を鋭く突いた論文集。

目次

独占禁止法上の「事業者」
「公共の利益」・競争の実質的制限・公正競争阻害性
事業規制とカルテル―大阪バス協会事件を素材として
事業法と独禁法―NTT東日本事件と新潟タクシー事件を素材として
JASRAC事件最高裁判決
談合入札―独禁法上の規制および関連問題をめぐって
「官製談合」と独禁法
談合と独占禁止法
入札談合と刑事罰―防衛庁石油製品談合刑事事件東京高裁判決を素材に
多摩談合(新井組)事件の最高裁判決について
プラットフォームと競争秩序―DeNA事件を素材に
「取引開始時における優越的地位の濫用」
協同組合と独占禁止法

出版社・メーカーコメント

「事業者」とは何か、競争の実質的制限と公共の利益、不当な取引制限、不公正な取引方法など、独占禁止法の要点を鋭く突いた論文集。長年経済法の研究に携わり、独占禁止法を中心に、通信・エネルギー・運輸など多様な公的規制法を扱ってきた著者の既発表論文から、現時点で特に重要と思われる13本をピックアップ。論文刊行後の判例の追加など、内容面のアップデートを施した上で、独占禁止法の諸規定に関する解釈論を展開する論考を整理して収録する。

著者紹介

舟田 正之 (フナダ マサユキ)  
1947年生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学法学部助手、立教大学法学部専任講師、同助教授、同教授を経て、立教大学名誉教授。また日本経済法学会(2005‐2011年まで理事長)、日本国際経済法学会常務理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)