陸軍将校の教育社会史 立身出世と天皇制 上
ちくま学芸文庫 ヒ19−1
出版社名 | 筑摩書房 |
---|---|
出版年月 | 2021年7月 |
ISBNコード |
978-4-480-51053-2
(4-480-51053-2) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 350P 15cm |
シリーズ名 | 陸軍将校の教育社会史 |
商品内容
要旨 |
天皇制イデオロギーの「内面化」が、戦時体制を積極的に担う陸軍将校を生み出したというのは真実か。本書は、膨大な史料を緻密に分析することを通じて、これまで前提とされてきた言説を鮮やかに覆していく。戦前・戦中の陸軍将校たちは、「滅私奉公」に代表されるような従来のイメージとは異なり、むしろ世俗的な出世欲をもつ存在だった。秩序への積極的な同化こそが、陸軍将校を生んだ。上巻には、「序論 課題と枠組み」から「第2部 陸士・陸幼の教育」第2章までを収録する。第19回サントリー学芸賞受賞作、待望の文庫化。 |
---|---|
目次 |
序論 課題と枠組み |
出版社・メーカーコメント
戦時体制を支えた精神構造は、「滅私奉公」ではなく「活私奉公」だった。第19回サントリー学芸賞を受賞した教育社会史の傑作が、待望の文庫化!