ハンス・ヨナス未来への責任 やがて来たる子どもたちのための倫理学
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2021年7月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2755-4
(4-7664-2755-6) |
税込価格 | 2,970円 |
頁数・縦 | 274P 20cm |
商品内容
要旨 |
テクノロジーは、遠い未来にまで影響を及ぼす。したがって私たちは、まだ生まれていない未来世代に対し、責任を負わなければならない。直感的にはそう思える。しかし、存在していない者とは合意形成ができず、またそこに人権を認めることもできない。ここに、ハンス・ヨナスの提唱した、まったく新しい未来倫理学の考え方が呼び出される。ユダヤ人として二〇世紀を生き、自ら戦場に立った彼は、なぜ「未来への責任」を見出し、そしてどのような思索を重ねたのか。気鋭の若手による、ヨナス研究の新たな地平。 |
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目次 |
第1章 人間と想像力―哲学的人間学1 |
出版社・メーカーコメント
20世紀にユダヤ人として生きたハンス・ヨナス。母をアウシュヴィッツで喪い、自ら戦場に立った哲学者は、私たち現在世代の私的利害を超えて、「未来への責任」を果たしていくことを問いかけた。環境破壊により取り返しがつかなくなる前に読んでおきたい、必読の一冊!