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ヨーロッパ中世の社会史

講談社学術文庫 2673

出版社名 講談社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-06-524509-5
4-06-524509-5
税込価格 1,177円
頁数・縦 267P 15cm

商品内容

要旨

ヨーロッパはなぜ世界の覇権をとったのか?「ヨーロッパの優越」を可能にした社会構造の特殊性は、中世につくられた。政治史・経済史・法制史などに分化した理論を統合し、民族の移動や、民衆の「話し言葉の世界」から中世一千年の変遷を追う。現在に続く世界史の転換と相関を、稀代の歴史家が読み解く名著。わたしたちは歴史から何を学べるか?

目次

第1講 中世社会史への誘い
第2講 民族大移動期の世界史的意義(四‐八世紀)
第3講 西ヨーロッパ的生産様式の形成と普及(八‐十一世紀)
第4講 西ヨーロッパ中世都市の特色(十一‐十三世紀)
第5講 中世西ヨーロッパ社会に共通した特質(十三‐十六世紀)
第6講 国家権力の質的変化について

出版社・メーカーコメント

ヨーロッパはなぜ世界の覇権をとったのか? 西欧の社会構造の特殊性を、中世1000年の歴史変化のダイナミクスから読み解く名著!

著者紹介

増田 四郎 (マスダ シロウ)  
1908‐1997年。奈良県生まれ。歴史学者。一橋大学名誉教授。1995年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)