連帯論 分かち合いの論理と倫理
筑摩選書 0216
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2021年7月 |
ISBNコード |
978-4-480-01732-1
(4-480-01732-1) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 377P 19cm |
商品内容
要旨 |
“連帯”という言葉はすでに有効性を失っているのだろうか―。人間一人ひとりは欠如を抱えているが、複数人が結合すると一人では不可能な過剰が生まれる。この欠如と過剰を往還するなかでわれわれの日々の生は形づくられる。本書は、連帯の定義・分類・歴史から始まり、経済や宗教との関わり、そして連帯それ自体が持つ困難について包括的に考察した初の論考。人間の存在構造として連帯を捉え、その可能性をいま一度問いなおす。 |
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目次 |
序章 問題としての連帯 |
出版社・メーカーコメント
〈連帯〉という言葉はすでに有効性を失っているのだろうか……。思想史的検討を経て、連帯が人間の基本構造であることを提示し、言葉の彫琢を試みた初の論考。