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ロシア革命とソ連型社会=政治体制の成型 ソビエト社会主義共和国連邦史研究1917−1937

出版社名 日本評論社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-535-52568-9
4-535-52568-4
税込価格 8,250円
頁数・縦 396P 22cm

商品内容

目次

第1章 1905年ロシア革命期における政治的自由・民主主義と社会革命(1905年ロシア革命期における自由主義と社会主義との対抗
ロシア社会民主労働党における社会改革と政治改革―ボリシェヴィキとメンシェヴィキ)
第2章 1917年十月革命期における政治的自由・民主主義と社会革命(1917年二月革命における臨時政府の諸改革とメンシェヴィキ、エスエル主導の全ロシア・ソビエト中央執行委員会
革命的プロレタリアートが極貧農の支持という条件の下での「新しい高揚」をめざすボリシェヴィキ党の路線 ほか)
第3章 一国社会主義とネップのディレンマ―ネップ期のプルーラルな経済=社会構造と一党制統治の構造(社会=経済構造におけるプルーラリズムとモノリシックな政治的支配構造
文化領域のプルーラリズムと党によるイデオロギー統制)
第4章 「ソ連型社会=政治体制」の成立―世界大恐慌、ヨーロッパにおけるファシズム体制成立の状況下における原型の塑造(「大転換」
体制のファサード=1936年憲法制定と特殊な抑圧政策=「大テロル」の展開 ほか)

出版社・メーカーコメント

ソ連研究の第一人者である著者の生涯をかけた研究。ロシア革命からソ連の社会=政治体制が成型された1937年までを丹念に検証。

著者紹介

藤田 勇 (フジタ イサム)  
東京大学名誉教授。1925年朝鮮羅南生まれ。1952年東京大学法学部卒業。東京大学社会科学研究所助手。1962年「社会主義的所有と契約」で法学博士。1958年東京大学社会科学研究所助教授。同教授、所長を経て1985年定年退官、名誉教授。同年神奈川大学法学部教授。2000年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)