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第三の支柱 コミュニティ再生の経済学

出版社名 みすず書房
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-622-08994-0
4-622-08994-7
税込価格 3,960円
頁数・縦 480,38P 20cm

商品内容

要旨

社会を支える三本の支柱“市場”“国家”“コミュニティ”。「本書の中心課題は、三本の支柱の均衡をいかに回復し、進行中の破壊的技術変化と社会変化にどう対峙するかだ」(序文より)。筆者はこの不均衡への処方箋をコミュニティ再生に見いだし、包摂的ローカリズムを提案する。いま最も注目される経済学者のひとりによる提言の書。

目次

第三の支柱
第1部 三本の支柱はどう出現したか(強欲を許容する
強大だが制限された国家の台頭
市場を自由化し、守る ほか)
第2部 不均衡(約束の重圧
ICT革命の到来
ポピュリズムの西側産業国での再来 ほか)
第3部 均衡を回復する(社会と包摂的ローカリズム
国家とコミュニティの均衡を取り戻す
第三の支柱を再活性化する ほか)

著者紹介

ラジャン,ラグラム (ラジャン,ラグラム)   Rajan,Raghuram
シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネス教授。2003‐2006年に国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミストおよび調査局長、2011年にアメリカ金融学会会長、2013‐2016年にインド準備銀行総裁を務める。専門は銀行論、企業財務論、経済開発論。国際金融について提言を行う有力なNPO、G30のメンバーであり、アメリカ芸術科学アカデミーの会員でもある。2005年8月のジャクソンホール会議では、世界金融危機の3年前に、その発生を懸念した発表を行い注目される
月谷 真紀 (ツキタニ マキ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)