後列のひと 無名人の戦後史
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2021年7月 |
ISBNコード |
978-4-16-391404-6
(4-16-391404-8) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 295P 20cm |
商品内容
要旨 |
最前列ではなく、後ろの列の目立たぬところで、人や組織を支える人々がいる。役所の講堂や会社の大会議室に集められたとき、たいてい後列に位置を占める人たちである。威張って壇上からモノを言う人間を、後ろの方から凝視している群衆でもある。彼らは、大きな何かを成し遂げたわけではなく、出世を遂げたというほどでもない。多くの見返りを求めないで、言葉少なに佇んでいる。人は誰しもこの世界に生存の爪痕を残したいと思うときがある。しかし、生き急ぐ必要はない。良く生きた人生の底には、その人だけの非凡な歴史が残るものだということを、十八編の人生は物語っている。 |
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目次 |
第1章 君死に給う |