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死の黙劇

創元推理文庫 Mや8−1 山沢晴雄セレクション

出版社名 東京創元社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-488-44721-2
4-488-44721-X
税込価格 1,034円
頁数・縦 341P 15cm

商品内容

要旨

月のない夜、華奢な欄干を破り、一台のタクシーが崖下に転落した。運転手は一命を取り留めたが、乗客の男は即死する。死者は顔いちめんに包帯を巻きつけていたものの、その下にはなぜか傷ひとつなかった―奇怪な謎が読者を魅了する表題作ほか全九編。生涯に亙って緻密極まりない作品を執筆、巨匠鮎川哲也も畏敬した本格推理作家、山沢晴雄の作風を一望できる作品を精選した。

出版社・メーカーコメント

月のない夜、一台のタクシーが崖下に転落した。運転手は一命を取り留めたが、乗客の男は即死する。死者は顔いちめんに包帯を巻きつけていたものの、その下にはなぜか傷ひとつなかったーー奇怪な謎が読者を魅了する表題作ほか、書籍未収録の犯人当て短編などを所収。生涯に亙って緻密極まりない作品を執筆、巨匠鮎川哲也も畏敬した本格推理作家、山沢晴雄。その作風を一望できる作品を精選。

著者紹介

山沢 晴雄 (ヤマザワ ハルオ)  
1924年大阪府生まれ。51年、“宝石”20万円懸賞短篇コンクールに投じた「砧最初の事件」「仮面」が“別冊宝石”に掲載される。翌年、「仮面」が佳作入選。53年には「銀智慧の輪」が第一席入選、54年には「死の黙劇」が佳作入選。2007年に初の著書『離れた家 山沢晴雄傑作集』(日下三蔵編)を刊行、08年版『このミステリーがすごい!』国内編第6位にランクインした。13年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)