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ミズノ本 世界で愛される“日本的企業”の秘密

出版社名 ワニブックス
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-8470-7088-4
4-8470-7088-7
税込価格 1,700円
頁数・縦 287P 19cm

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要旨

スポーツ用品の分野でグローバル展開する日本企業の一つに「ミズノ」がある。比較的に地味なイメージもある同社だが、日本人メジャーリーガーをはじめとする有名かつ実力のある数々のアスリートに愛されるメーカーである。さらにミズノは、スポーツ以外の分野にも果敢に挑戦し、社会貢献を果たしている。本書では、ブランディングのエキスパートである著者が、多彩なエピソードを交えながら、ミズノという企業の長所や魅力をあらゆる角度から紹介。1906年、大阪で創業したミズノは、高校野球甲子園大会の前身である「関西学生連合野球大会」を始めるなど、日本の野球振興に貢献。そして、さまざまな種目の用具やウェア、生活用品、運送会社やコンビニのユニフォーム、自動車部品の素材、スポーツ施設の設計・施工なども手がける総合メーカーに成長する。さらに、「まちづくり」をプロデュースするなど、「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する。」という経営理念の実践に努めている。著者は、「中小企業にもブランド戦略」を日本に根づかせた、ブランディングの第一人者。国内外で20冊以上の著書をリリース、講演や企業・自治体のプロジェクトで世界を飛びまわっている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2021年9月22日]

商品内容

要旨

スポーツ用品だけじゃない―。日本のいいところが凝縮されたものづくりと経営スタイルにはじめて迫る。

目次

1 イチローは草野球でもミズノを使う
2 ミズノが“まち”をマルっとプロデュース
特別対談 水野明人(ミズノ代表取締役社長)×村尾隆介
3 佐川急便は今日もミズノで荷物を運ぶ
4 ミズノが“柔らか”なバットでヒットを放つ
5 野球人の3割はミズノユーザー
6 ミズノがなければ人生が寂しくなる
7 競技人口にかかわらずスポーツを支える

出版社・メーカーコメント

スポーツ経験者はもちろん、日本で生活していればどこかで必ず出会うことになるスポーツ用品メーカー・ミズノ。どこか地味な印象ゆえ、ビジュアルでは外国系メーカーに押されがちな同社ですが、世に送り出す商品はどれも「日本のものづくり」のよさが凝縮された一級品。そのため、日本人だけでなく、世界のアスリートからも愛されています。近年は運送会社やコンビニのユニフォーム、そして自動車部品の素材など、スポーツ以外の分野でも支持されており、実はあなたが思っている以上に身の回りにはミズノが溢れています。にもかかわらず、ミズノという会社は自社の実績をアピールするのがちょっと苦手なようです。そこで本書は、ブランディングのエキスパートでミズノファンでもある村尾隆介が、ミズノという会社にまつわる、もっと知られるべきエピソードを同社に直談判してかき集めた一冊です。・超一流メジャーリーガーとの長きにわたる関係性・ミズノが「まちづくり」に参入していた!?・人気アパレルブランドとのコラボ・新素材の開発も実は最先端・Jリーグはミズノなくしては生まれなかったなど、思わず他人に話したくなる内容が満載。読んだ後には、家の中のミズノグッズを探してみたくなるかもしれません。

著者紹介

村尾 隆介 (ムラオ リュウスケ)  
「中小企業にもブランド戦略」を日本に根づかせた、ブランディングの第一人者。国内外で20冊以上の著書をリリース、講演や企業・自治体のプロジェクトで世界を飛びまわる。マラソン大会のレースプロデューサーの顔も持ち、観光文化大使を務める岩手県を中心にヘビーに活動している。元三菱養和S.C.選抜のサッカー少年、元ホンダの中近東担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)