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作家は時代の神経である コロナ禍のクロニクル2020→2021

出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-620-32694-8
4-620-32694-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 283P 20cm

商品内容

要旨

コロナ時代に顕在化した政治的無責任、社会基盤の崩壊、人心の動揺…。「時代の神経」である作家の感応力が、深く見つめる。リアルでありながら、理想を手放さない稀有な思考。危機の時代の羅針盤。

目次

1(南極で過去最高気温 石炭火力依存への警告
コロナ、景気判断… 統治の著しい形骸化 ほか)
2(末法の世に生きる 公共の言葉の復権を
感染症が生む不確実性 生活経済の見つめ直しを ほか)
3(戦争体験を風化に任せる 私たちは烏合の衆なのか
未曽有の大失業時代 みんなで暮らしを回そう ほか)
4(米国の負のエネルギー 日本は社会的活力喪失か
民主主義が死んで繁栄が続く これでいいのか ほか)
5(何もかも三流の国で より良く生きる方法
世代交代できない社会に 活力も未来もない ほか)

著者紹介

〓村 薫 (タカムラ カオル)  
1953年大阪市生まれ。作家。1993年『マークスの山』で直木賞、1998年『レディ・ジョーカー』で毎日出版文化賞、2016年『土の記』で野間文芸賞・大佛次郎賞・毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)