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生態人類学は挑む MONOGRAPH4

自給自足の生態学 ボサビの人びとのオートポイエーシス

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-8140-0358-7
4-8140-0358-7
税込価格 3,520円
頁数・縦 327P 21cm
シリーズ名 生態人類学は挑む

商品内容

要旨

「完結」した小さな村は、広大な世界を包む多面体である。彼らが世界をみるまなざしで私も世界を見てみたい―なにが社会を形作っているのか、そのシステムの綾を解きほぐせば、彼らのまなざしを垣間見ることができる。「世界システム」を構想してしまった私たちが見過ごしている風景の重層性を、パプアニューギニア・ボサビの人びとが営む自給自足の生活から描き出す。

目次

第1章 ボサビの人びとに出会う
第2章 ロングハウスに住まう
第3章 バナナを栽培する
第4章 サゴを打つ
第5章 イヌと移動する
第6章 ブタを購う
第7章 共に食べる
第8章 人を数える
第9章 システムを想像する
第10章 マルチシステムズ

著者紹介

小谷 真吾 (オダニ シンゴ)  
千葉大学文学部教授。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)