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九十八歳。戦いやまず日は暮れず

出版社名 小学館
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-09-396552-1
4-09-396552-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 197P 19cm
シリーズ名 九十八歳。戦いやまず日は暮れず

商品内容

要旨

『戦いすんで日が暮れて』から52年。いまだ戦いやまず日は暮れず、ヘトヘトの果でしぼり出した最後のエッセイ集。

目次

こうしてソレは始まった
ヘトヘトの果
どこまでつづくヘトヘトぞ
桃食ったむくい
なんでこうなる?
時は流れぬ
お尻の役目
算数バカの冒険
無精の咎
今になってしみじみと
前向き横向き正面向き
嘘は才能か?
ブルンブルン体操
小さなマスク
みいれなのか ねのね
思い出考
マグロの気持
千代女外伝
「ハハーン」のいろいろ
釈然としない話
さようなら、みなさん

出版社・メーカーコメント

2016年に発売した『九十歳。何がめでたい』は2017年の年間ベストセラー総合ランキング第1位になり、現在までに130万部を超えるベストセラーになりました。 本作は、あれから5年、時は平成から令和にうつり、今秋98歳になる佐藤愛子さんが断筆宣言をした「さようなら、みなさん」を収録する「最後のエッセイ集」となります。 タイトルは、1969年に発売され直木賞受賞作となった佐藤さんの小説『戦いすんで日が暮れて』の本歌取り。夫が作った莫大な借金をひとり背負い込んで奮闘する妻(=佐藤さん)の姿を活写し、愛子センセイが世に出るきっかけになった代表作のひとつです。 それから52年、自身の最後となる本エッセイ集のタイトルに『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』と付けたのは、借金は返済したけれど、人生の戦いはやまず、今も日も暮れていない――。愛子センセイが97年を生きて来た人生の実感です。愛子センセイがヘトヘトになりながら綴った、抱腹絶倒のエッセイ全21編をぜひご堪能ください。