ねじねじ録
出版社名 | 水鈴社 |
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出版年月 | 2021年7月 |
ISBNコード |
978-4-16-401003-7
(4-16-401003-7) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 187P 20cm |
商品内容
要旨 |
SEKAI NO OWARIのメンバーであり作家の藤崎彩織が、文章でしか出せなかった本音とエピソードを綴った、鋭く優しくユーモアに満ちたエッセイ集。 |
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目次 |
子育てが苦手でも |
出版社・メーカーコメント
「ねじねじと悩みながらも、前を向くのだ」悪戦苦闘の楽曲制作秘話、日本の性教育に思うこと、子育て奮闘記など。SEKAI NO OWARIのメンバーであり作家・藤崎彩織が、文章にすることでしか吐き出せなかった本音を綴った、鋭く優しくユーモアに満ちたエッセイ集。その日のライブを振り返っていた私に深瀬くんは言った。「サオリちゃんって、いつもねじねじ悩んでるよね」「ねじねじ?」「そう、なんかいつも難しい顔しててさ。ねじねじ悩んでるって感じするじゃん」確かに深瀬くんの言う通り、私の悩み方は、『くよくよ』でも『うじうじ』でもなく、『ねじねじ』である気がする。『ねじねじ』という言葉からは、大小さまざまな歯車が絡み合っているような様子が浮かんだ。ああでもないこうでもないと、前に回ったり後ろに回ったりする歯車。上手く噛み合わずに何度も止まりながら、何とか回ろうとする歯車。ねじねじ。まるで自分の頭から聞こえてきそうな音だと思った。(本文より)【著者からのメッセージ】文章を書いて人に読んで貰いたい。その気持ちが自分の中でとても強いものになって、身体の中でねじねじと空回りしている数年間を過ごしていました。制作に行き詰まり、焦っていたぶん、正直になりすぎた気もするけれど、私はこのエッセイを書くことで救われました。読んでいただけたら嬉しいです。ー藤崎彩織【著者プロフィール】藤崎彩織(ふじさき・さおり)1986年大阪府生まれ。2010年、突如音楽シーンに現れ、圧倒的なポップセンスとキャッチーな存在感で「セカオワ現象」と呼ばれるほどの認知を得た4人組バンド「SEKAI NO OWARI」でピアノ演奏とライブ演出、作詞、作曲などを担当。研ぎ澄まされた感性を最大限に生かした演奏はデビュー以来絶大な支持を得ている。文筆活動でも注目を集め、2017年に発売された初小説『ふたご』は直木賞の候補となるなど、大きな話題となった。他の著書に『読書間奏文』がある。