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謎解き「後三年記」

出版社名 無明舎出版
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-89544-669-3
4-89544-669-7
税込価格 1,540円
頁数・縦 120P 21cm

商品内容

要旨

後三年合戦(1083〜1087)の顛末を記した軍記物語『後三年記』を丹念に読み解き、欠失部の内容や史実の省略、隠蔽、歪曲の有無にまで踏み込み、謎に満ちた合戦の真相に迫る!(巻末に『後三年記』本文テクスト収載)。

目次

第1章 『後三年記』の謎(清原氏の通字が「武」から「衡」に変わったのは?また、藤原氏が「衡」を踏襲したのは?
鎮守府将軍清原貞衡の名が出て来ないのは?
荒川太郎が二人いるのは? ほか)
第2章 『絵詞』の謎(上巻第一段 下手方向に向かう武者の一行は、金沢柵に向う武衡・家衡方の軍勢か?
上巻第二段 柵内の建物の縁先で指図する態で立つ武者は誰で、何を指図しているのか?
上巻第五段 紅葉した木や岩山の陰で集う兵たちは何をしているのか? ほか)
第3章 金沢柵はどこ?(金沢城跡説への疑問
長岡森説
金沢城跡説否定論の検証の必要性)

著者紹介

加藤 愼一郎 (カトウ シンイチロウ)  
1949年(昭和24年)仙北郡金沢町(現横手市)生まれ。現在は秋田市住。歴史研究誌『北方風土』会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)