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情報の哲学のために データから情報倫理まで

出版社名 勁草書房
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-326-15477-7
4-326-15477-2
税込価格 3,300円
頁数・縦 216,11P 20cm

商品内容

要旨

「情報=コンピュータで処理するデータ」ではない。数学・意味論・物理学・生物学・経済学にまたがる多様な情報概念にもとづき、あらゆる存在をとらえなおす。変わりゆく情報圏に生きるわたしたちに欠かせない、新たな哲学・倫理観を築くための見取り図。

目次

第1章 情報革命
第2章 情報のことば
第3章 数学的な情報
第4章 意味論的な情報
第5章 物理学的な情報
第6章 生物学的な情報
第7章 経済学的な情報
第8章 情報の倫理学
エピローグ 自然(ピュシス)と技術(テクネ)の融合

出版社・メーカーコメント

情報の観点からあらゆる存在をとらえなおす見取り図。かわりゆく情報圏にいきるわたしたちに、あらたな哲学・倫理観がもたらされる。「情報=コンピュータで処理するデータ」ではない。AI、データ駆動、知識集約、デジタル社会などの新たなことばが飛び交うなか、数学・意味論・物理学・生物学・経済学にまたがる多様な情報概念に基づき、あらゆる存在をとらえなおす。変わりゆく情報圏にいきるわたしたちに欠かせない、新たな哲学・倫理観を築くための見取り図。

著者紹介

フロリディ,ルチアーノ (フロリディ,ルチアーノ)   Floridi,Luciano
オックスフォード大学インターネット研究所教授。専門は、情報・技術の哲学、デジタル倫理学。イタリアのローマに生まれ、英国のウォーリック大学大学院で哲学博士号を取得。UNESCO、王州委員会、多国籍IT企業などにおいて情報政策関連の各種委員(長)を歴任
塩崎 亮 (シオザキ リョウ)  
聖学院大学准教授。国立国会図書館勤務を経て現職。2007年シティ大学ロンドン図書館情報学専攻修士課程修了。専門は図書館情報学
河島 茂生 (カワシマ シゲオ)  
青山学院大学准教授、理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員など。2010年東京大学大学院学際情報学府博士後期課程修了。博士(学際情報学)。専門はメディア研究、情報倫理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)