あまりに人間的なウイルス COVID−19の哲学
出版社名 | 勁草書房 |
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出版年月 | 2021年7月 |
ISBNコード |
978-4-326-15478-4
(4-326-15478-0) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 129P 20cm |
商品内容
要旨 |
もはや神罰とはいえず私たち自身の活動から生み出されたことが明らかなコロナパンデミック。このあまりに人間的なウイルスは、過剰なまでに相互接続された現在の技術・経済構造の脆さを明らかにし、私たちの生を土台のない状態へとひとしく直面させている。この状況に哲学者はどう反応したのか。ナンシーによるコロナ時代の証言。 |
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目次 |
1 あまりに人間的なウイルス |
出版社・メーカーコメント
私たちを混乱に陥れているコロナパンデミックを生み出したのは私たち自身の活動だ。このあまりに人間的なウイルスについて問う。グローバル化の産物であるコロナウイルスは、過剰なまでに相互接続された現在の技術・経済構造の脆さを明らかにし、私たちの生を土台のない状態へとひとしく直面させている。私たちは生の土台のなさをもとに、不確実性を分かち合う民主主義を思考し、私たちの人間性、権利、自由の意味を新たに発明していかなければならない。