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サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う

小学館文庫 す12−2

出版社名 小学館
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-09-407052-1
4-09-407052-4
税込価格 979円
頁数・縦 374P 15cm

商品内容

要旨

アワビ、ウナギ、ウニ、サケ、ナマコ…「高級魚(サカナ)を食べると暴力団(ヤクザ)が儲かる」という食品業界最大のタブーを暴く。築地市場から密漁団まで5年に及ぶ潜入ルポは刊行時、大きな反響を呼んだが、文庫化にあたってさらに「サカナとヤクザ」の歴史と現状を追加取材。新章「“魚河岸の守護神”佃政の数奇な人生」「密漁社会のマラドーナは生きていた」を書き下ろした。

目次

第1章 宮城・岩手―三陸アワビ密漁団VS海保の頂上作戦
第2章 東京―築地市場に潜入労働4ヶ月
第3章 北海道―“黒いダイヤ”ナマコ密漁バブル
第4章 千葉―暴力の港・銚子の支配者、高寅
第5章 再び北海道―東西冷戦に翻弄されたカニの戦後史
第6章 九州・台湾・香港―追跡!ウナギ国際密輸シンジケート
新章1 再び東京―“魚河岸の守護神”佃政の数奇な人生
新章2 三たび北海道―密漁社会のマラドーナは生きていた

出版社・メーカーコメント

築地市場への潜入労働で著者が目の当たりにしたのは、違法の密漁アワビだった。北海道から九州、さらには台湾、香港まで飛び回り、カニ、ナマコ、ウナギなどの密漁の実態と、裏にいる暴力団の存在を突き止める。

著者紹介

鈴木 智彦 (スズキ トモヒコ)  
1966年、北海道生まれ。日本大学芸術学部写真学科除籍。雑誌・広告カメラマンを経て、ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めた後、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)