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核の一九六八年体制と西ドイツ

出版社名 有斐閣
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-641-14933-5
4-641-14933-X
税込価格 4,400円
頁数・縦 396P 22cm

商品内容

要旨

核という手に負えない兵器に各国はどのように向き合ってきたのか。NPTという米英ソが主導した核抑止戦略を、冷戦の最前線であった西ドイツはなぜ、どのように受容したのか。いまも問い続けなければならない核秩序について、歴史から手がかりを探る。

目次

序章 核によって支えられた秩序
第1章 核戦略の誕生
第2章 大量報復戦略と西ドイツ
第3章 米英「核同盟」と危機の季節
第4章 「N番目」の核保有国
第5章 核の一九六八年体制への道
第6章 西ドイツと一九六八年体制の受容
終章 生き続ける核の一九六八年体制

著者紹介

岩間 陽子 (イワマ ヨウコ)  
1964年、神戸市に生まれる。1986年、京都大学法学部卒業。1989‐91年、ベルリン自由大学留学。1994年、京都大学大学院法学研究科博士課程修了。京都大学法学部助手、在ドイツ日本国大使館専門調査員、政策研究大学院大学准教授などを経て、政策研究大学院大学教授(国際政治学、ドイツ政治外交史専攻)。博士(法学)(京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)