• 本

東映任侠映画120本斬り

ちくま新書 1594

出版社名 筑摩書房
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-480-07399-0
4-480-07399-X
税込価格 1,210円
頁数・縦 360P 18cm

商品内容

要旨

一九六〇年代後半から七〇年代にかけて、高度成長まっただ中の時代に、ヤクザの世界を描いた作品群が量産される。鶴田浩二、高倉健、藤純子、菅原文太などがスクリーン上で活躍する姿は一世を風靡した。それらの作品を同時代に見続けてきた著者が、その面白さの秘密を探る。『網走番外地』『日本侠客伝』『昭和残侠伝』『緋牡丹博徒』などの人気シリーズをはじめ、隠れた名作や傑作を再発見する!

目次

興隆期―一九六三年〜一九六七年(人生劇場 飛車角
人生劇場 続飛車角
ならず者 ほか)
絶頂期―一九六八年〜一九七〇年(博奕打ち 総長賭博
博徒解散式
日本〓客伝 絶縁状 ほか)
転換期―一九七一年〜一九七四年(博徒外人部隊
女渡世人
博奕打ち いのち札 ほか)

出版社・メーカーコメント

『網走番外地』『日本?客伝』『緋牡丹博徒』など、1960年代後半から70年代にかけて一世風靡したヤクザ映画の数々。その映像美と活気あふれる魅力に迫る。

著者紹介

山根 貞男 (ヤマネ サダオ)  
1939年大阪生まれ。大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)卒業後、書評紙編集部勤務などを経て、映画評論家となる。その間、映画批評誌「シネマ」、漫画評論同人誌「漫画主義」の創刊に参加し、活発な批評活動を行う。また、映画人への聞き書きによる著作など、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)