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「ボヘミアン・ラプソディ」の謎を解く “カミングアウト・ソング”説の真相

光文社新書 1152

出版社名 光文社
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-334-04537-1
4-334-04537-5
税込価格 902円
頁数・縦 242P 18cm

商品内容

要旨

イギリス人が選ぶ「1000年で最も重要な曲」第1位、Queenの「ボヘミアン・ラプソディ」。2018年には同楽曲をタイトルに冠した映画も大ヒットとなった。6分近くある曲の長さや革新的な多重録音、当時珍しかったプロモーションビデオなど、そのユニークさをあげるとキリがない。ただ、この曲最大の特徴は不可思議な歌詞だろう。例えば同じく世界的な曲である「イマジン」や「ヘイ・ジュード」と比べても、圧倒的に謎めいている。この“異形の曲”にフレディはどのような叫び、祈りを込めたのか。あるいは意味なんて何もないのか―?洋楽ファンの映画研究者が膨大な文献をリサーチし、フレディの残した謎をめぐる冒険の旅に出る。

目次

第1章 異形の曲
第2章 コンプレックス・ソング
第3章 「プライベート」な曲
第4章 黒幕についての暫定的な結論
第5章 「仮説」はなぜ生まれ、広まったのか
第6章 「伝説」の向こう側―映画版『ボヘミアン・ラプソディ』を解く

著者紹介

菅原 裕子 (スガハラ ユウコ)  
学術博士(名古屋大学)。専門は映画研究。元々の洋画好き&洋楽好きが高じて、現在は非常勤にて名古屋市内複数の大学で英語授業を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)