時を漂う感染症 国際法とグローバル・イシューの系譜
出版社名 | 慶應義塾大学出版会 |
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出版年月 | 2021年8月 |
ISBNコード |
978-4-7664-2762-2
(4-7664-2762-9) |
税込価格 | 2,970円 |
頁数・縦 | 353P 20cm |
商品内容
要旨 |
ペスト、コレラ、天然痘、エイズ、SARS、新型コロナウイルス感染症…。国際社会において感染症と国際法がどのように交わり、変化し、次の世代にどう継承されていったのか?どのアクターが、いつ、どのように、なぜ、感染症をめぐる国際法に変化をもたらしたのか?感染症と国際法の関係の系譜を辿ることにより、その変化の様相を可視化する。国際体制の変容や、国益・脅威に関する認識の(再)構成、科学・医学の発展といった、変化の背景にあった諸要因にも意識を向ける。 |
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目次 |
第1編 1851年‐1940年代中頃(1851年‐1890年代―国際衛生会議と国際衛生条約 |
出版社・メーカーコメント
国際法は、感染症に対応するための国際的な仕組みを作り、各国の守るべき基準を明示するツールとして国際社会に貢献してきた。誰が、何を問題視し、どのように仕組みが作られてきたのか? その歴史を紐解き、現在の対応の起源やその内容の変遷を明らかにする。