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客観性

出版社名 名古屋大学出版会
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-8158-1033-7
4-8158-1033-8
税込価格 6,930円
頁数・縦 343,65P 図版32P 22cm

商品内容

要旨

客観性とは何か。科学はいかにして「客観的なもの」と向き合うようになったのか―。近世の博物学や解剖学から、写真の衝撃を経て、現代のナノテクノロジーまで、科学者の実践や「認識的徳」の展開をたどり、客観性の歴史を壮大なスケールで描き出した名著、待望の邦訳。

目次

プロローグ 客観性の衝撃
第1章 眼の認識論
第2章 本性への忠誠
第3章 機械的客観性
第4章 科学的自己
第5章 構造的客観性
第6章 訓練された判断
第7章 表象から提示へ

著者紹介

ダストン,ロレイン (ダストン,ロレイン)   Daston,Lorraine
マックス・プランク科学史研究所名誉所長。18世紀の確率論や、初期近代の博物学における驚異などを幅広く研究してきた科学史家
ギャリソン,ピーター (ギャリソン,ピーター)   Galison,Peter
ハーヴァード大学教授。実践に注目した科学史研究を牽引し、近年はドキュメンタリー映像の制作にも携わる
瀬戸口 明久 (セトグチ アキヒサ)  
京都大学人文科学研究所准教授。博士(文学)
岡澤 康浩 (オカザワ ヤスヒロ)  
京都大学人文科学研究所助教。PhD(歴史学)
坂本 邦暢 (サカモト クニノブ)  
明治大学文学部講師。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)