• 本

解きたくなる数学

出版社名 岩波書店
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-00-006339-5
4-00-006339-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 133P 24cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「ピタゴラスイッチ」制作メンバーがおおくりする“ひと目で問題の意味がわかる、ひと目で問題が解きたくなる”数学問題集。写真とグラフィックで表現された問題は、どれも一見かわいらしいのに、ぱっと解けるほど易しくはありません。きっと膝を打つ23問!

    (2021年10月13日)

商品内容

要旨

数学の本なのに、出てくるのはおいしそうなケーキやチーズやチョコレートの写真。でも、それらを使って身につくのは、論理の組み立て+抽象化+新しい考え方の枠組み+思考のジャンプ。さあ、佐藤雅彦研究室の選り抜きの23問!解きたくなる数学がここにあります。論理的思考を身につけたい社会人、大学生、高校生、中学生のみなさんへ。

目次

第1章 驚くなかれこことここは同じ大きさ―同じ面積
第2章 変わらないものに注目すると「ある真実」が見えてくる―不変量の問題
第3章 鳩の数が巣の数より多いと何が起こるか―鳩の巣原理
第4章 世の中を敢えて偶数と奇数のふたつに分けてみる―偶奇性の問題
第5章 ある地点からある地点に行くなら直線で行くのが一番近い―三角不等式
第6章 複数の条件が答えを決定づける―条件の重ね合わせ
第7章 比較しにくいものを比較するには―比較の問題
第8章 論理的ドミノ倒し―数学的帰納法
第9章 解く喜びここにあり―修了問題
おまけ最終章 この本はこの問題から始まった―はじまりの問題

出版社・メーカーコメント

あの「ピタゴラスイッチ」制作メンバーが、これまでにない数学問題集を作りました。そこには、ひと目で心を奪われる問題ばかり。数学が苦手な人も得意な人も、魅力的な写真とグラフィックで表現された23題に、きっと夢中に。論理の組み立てが学べ、思考のジャンプが身につきます。考える楽しさを求める中学生以上のすべての方へ。

著者紹介

佐藤 雅彦 (サトウ マサヒコ)  
1954年静岡県生まれ。東京大学教育学部卒。1999年より慶應義塾大学環境情報学部教授。2006年より、東京藝術大学大学院映像研究科教授。2021年より、東京藝術大学名誉教授。著書多数。また、ゲームソフト『I.Q』(ソニー・コンピュータエンタテインメント)や慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の時代から手がけるNHK教育テレビ『ピタゴラスイッチ』『考えるカラス』『テキシコー』など、分野を超えた独自の活動を続けている。『日常にひそむ数理曲線』(小学館)で2011年度日本数学会出版賞受賞。2011年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞、2013年紫綬褒章受章、2014年、2018年、カンヌ国際映画祭短編部門に正式招待された
大島 遼 (オオシマ リョウ)  
1986年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。学部在学中、佐藤雅彦研究室に所属し「ピタゴラ装置」の制作など、表現研究を行う。卒業後はプログラマー・インタラクションデザイナーとして活動。2014年「指を置く」展の実験装置制作。独立行政法人情報処理推進機構2011年度未踏IT人材発掘・育成事業にて未踏スーパークリエータ認定、2012年D&AD賞
廣瀬 隼也 (ヒロセ ジュンヤ)  
1987年神奈川県生まれ。2012年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。学部在学中、佐藤雅彦研究室に所属し「ピタゴラ装置」の制作など、表現研究を行う。現在はプログラマー。2012年D&AD賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)