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魔女狩りの地を訪ねて あるフェミニストのダークツーリズム

出版社名 青土社
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-7917-7407-4
4-7917-7407-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 276,19P 19cm

商品内容

要旨

フェミニストで魔女でもある筆者が、フランスのジャンヌ・ダルクやアイルランドのアリス・キットラーゆかりの地から、イタリア・ボローニャのタロット美術館、ロンドンのチェルシー薬草園、アメリカのセイラムまで、魔女狩りの歴史を持った土地を訪ね、魔女たちが辿った残酷な運命とその土地の現在を紹介し、「魔女狩り」とは何であったのかを明らかにする。

目次

血のストレゴネリアと性魔術―イタリア フィレンツェ
占いの国―イタリア フィレンツェとボローニャ
聖女と妖術師―イタリア シエナ
リグーリアの夏―イタリア トリオーラとジェノヴァ
とある魔女のヴァティカン・ツアー―ヴァティカン市国
鉄の処女―フランス ルーアン
光の街のネクロマンス―フランス パリ
ドイツの魔景―ドイツ ハルツ山地
バイエルンの恐怖と変容―ドイツ バンベルク
異教の過去と異教の現在―アイルランド キルケニー
種蒔き、変性意識状態―イングランド ロンドン
モールキン・タワーの幽霊―連合王国 ランカシャー
ジェイムズ王の情熱―スコットランド エディンバラ
アメリカの魔女―ヴァージニア州ウィリアムズバーグおよびジェイムズタウン
マリタイム・マレフィキウム―中部大西洋
記憶の儀礼―コネティカット州ハートフォード
魔女の街のハロウィン―マサチューセッツ州セイラム
旅の再魔術化―ニューヨーク州ブルックリン