イスパニア国王フェリーペ二世に裏切られた男 アントニオ・ペレスの帰郷
出版社名 | 彩流社 |
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出版年月 | 2021年8月 |
ISBNコード |
978-4-7791-2766-3
(4-7791-2766-1) |
税込価格 | 3,850円 |
頁数・縦 | 539P 19cm |
商品内容
要旨 |
マドリード村歴史博物館にあった一枚の絵。「広場の日常風景です」とガイドは言った。しかし「あんなことも日常か…」そう思える場面があった。「忘れていたはずなのに…」絵との再会は二十五年ぶりであった。秘書官ペレスはフェリーペ二世との確執から逮捕。1585年「役職剥奪」「宮廷追放(10年間)」「懲役2年」「罰金」の判決が下る。拷問に負けずペレスは脱獄しアラゴンへ。フェリーペ二世は「アラゴン王」の名において裁判所にペレスを起訴。そして異端審問に。1591年「王が司法を侮辱」とアラゴンで暴動発生。フェリーペ二世は鎮圧のため軍を送った。羊飼いに化けたペレスはピレネーを越えフランスへ、さらにイングランドへ。イングランドでは何度も暗殺者の標的となった。そして1595年アンリ四世の招きでフランスへ。ようやく1598年フェリーペ二世の死によって解放。ペレスは1611年パリにて波瀾の生涯を閉じた。 |
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目次 |
あんなことも、日常か |