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文明開化に抵抗した男佐田介石 1818−1882

出版社名 藤原書店
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-86578-320-9
4-86578-320-2
税込価格 4,840円
頁数・縦 479P 20cm

商品内容

要旨

仏教的天動説や自給自足論、「ランプ亡国論」を唱導した、幕末・維新期の僧侶にして思想家、佐田介石。その生涯と言動を通じ、圧倒的な西洋化に蹂躙される近代日本の苦闘を裏面から照射する。異貌の僧、初の本格評伝。

目次

プロローグ 真夏の狂宴―博覧会と須弥山宇宙
第1部 それでも大地は平らである 1818‐1867
第2部 近代は土足でやって来た 1868‐1875
第3部 建白から説法へ 1875‐1881
第4部 旅路の果て 1882
エピローグ 棺を覆いて―死後の反響

著者紹介

春名 徹 (ハルナ アキラ)  
作家、歴史研究者。1935年東京生まれ。1959年東京大学文学部東洋史学科卒業。『にっぽん音吉漂流記』(晶文社、1978年)で大宅壮一ノンフィクション賞。神奈川文学振興会(神奈川近代文学館)評議員、日本海事史学会理事、南島史学会・熊本近代史研究会各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)