海洋の未来 持続可能な海を求めて
出版社名 | 勁草書房 |
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出版年月 | 2021年8月 |
ISBNコード |
978-4-326-65430-7
(4-326-65430-9) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 246P 21cm |
商品内容
要旨 |
原本の目的は、未来の海についての百科事典的な機能を備えることであったが、日本版の本書は、海と人との伝統的な関わりを考え、より社会的な課題を前面に出したメッセージ性の高い内容にすることを新たな目的とした。海に関する社会的な課題とは、変化や危機を予測して来たるべき未来を描くのではなく、問題を解決するために必要な知見を吟味し、問題解決の過程を構築することを指す。…端的にいえば、海からの恩恵を誰が受けているのか、そして誰が受けるべきかという問いに、私たちはどう答えるのかという議論を展開しているのである。 |
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目次 |
海の未来を予測する |
出版社・メーカーコメント
「海と人の未来をつなぐ」をテーマとする国際的な取り組み、日本財団ネレウスプログラム。多彩なその成果をコンパクトに紹介。グローバル化により過熱する漁業と地球規模の気候変動は、世界の海と魚に多大な影響をもたらし、将来の世代に十分な魚を供給できるのかという懸念が広がっている。ネレウスプログラムは、生態学・地理学・資源管理学・人類学等の多様な分野から、海と人間社会の未来に必要な持続可能な漁業と海洋保全の実現のため、問題解決に挑む。