ヒナゲシの野原で 戦火をくぐりぬけたある家族の物語
児童図書館・絵本の部屋
出版社名 | 評論社 |
---|---|
出版年月 | 2021年8月 |
ISBNコード |
978-4-566-08074-4
(4-566-08074-9) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 66P 26cm |
商品内容
要旨 |
フランダースの野にヒナゲシの花がゆれる、何列も何列もならぶ十字架の間に…のどかなベルギーのフランダースの野では、かつてはげしい戦争がありました。今や不発弾や、兵士たちの持ち物がたくさん見つかるといいます。そのヒナゲシ野原の近くに住むマルテンスの一家には、大切な宝物がありました。それは、一枚の紙に書かれた詩の習作。フランダースでの戦いをうたい、戦後、世界じゅうで読まれるようになった詩です。一家にまつわる思い出をたどりながら、戦争と人びとのかかわりをえがく奇跡のような物語。巻末では、なぜ、ヒナゲシの花が、戦没者追悼の役割をになうようになったかが語られています。 |
---|