日本文学の扉をひらく 第2の扉
踏み越えた人たちの物語
出版社名 | スペース伽耶 |
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出版年月 | 2021年7月 |
ISBNコード |
978-4-434-29363-4
(4-434-29363-X) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 253P 18cm |
シリーズ名 | 日本文学の扉をひらく |
商品内容
要旨 |
自分の人生を裏切らずひた向きに生きた人々。かれらは目に見えないなにかを「踏み越えて」生きた。作者たちもまた「踏み越えた」人々であった。 |
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目次 |
第1章 いまだ出ぬ月の光を―芥川龍之介作『奉教人の死』 |
出版社・メーカーコメント
ここには名のある英雄英傑は登場しない。みな無名の生を生きた人々である。だが、かれらは自らの人生を生きた。はたの目にそれがどのように映るかはかれらの眼中になかった。かれらはただ自分の人生をひた向きに生きた。だが、それは目に見えないなにかを踏み越えることでもあった。そしてそれぞれの作品の作家たちもまたそうであった。主人公たち、作者たち、かれらがなにを、どのように、「踏み越えた」か。それを、複数の人々と語り合った本書の対話編のなかから、どうか読者にもじっくりと読み取っていただきたい。