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ペスト

光文社古典新訳文庫 KAカ4−1

出版社名 光文社
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-334-75449-5
4-334-75449-X
税込価格 1,166円
頁数・縦 493P 16cm

商品内容

要旨

194*年4月、オラン市に突如発生した死の伝染病ペスト。病床や埋葬地は不足、市境は封鎖され、人々は恋人や家族と離れた生活を強いられる。一方、リュー医師ら有志の市民は保健隊を結成し、事態の収拾に奔走するが…。不条理下の人間の心理や行動を恐るべき洞察力で描した長篇小説。

著者紹介

カミュ,アルベール (カミュ,アルベール)   Camus,Albert
1913‐1960。仏領アルジェリア出身のフランスの作家。家庭の貧困や結核に苦しみながら、アルジェで大学までの教育を受ける。演劇活動や新聞社での仕事などを経て、1942年に人間存在と世界の不条理を主題として小説『異邦人』と哲学エッセー『シーシュポスの神話』を刊行。戦中・戦後はパリでレジスタンス的姿勢の新聞「コンバ」の編集に携わり戦争についての論説を発表した。1947年に小説『ペスト』で高い評価を得た後も、長篇『転落』、短篇集『追放と王国』、戯曲『戒厳令』『正義の人びと』、哲学エッセー『反抗的人間』などを発表し、1957年にノーベル文学賞を受賞した。1960年、自動車事故により46歳で死去
中条 省平 (チュウジョウ ショウヘイ)  
1954年生まれ。学習院大学教授。仏文学研究のほか、映画・文学・マンガ・ジャズ評論など多方面で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)