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株主間契約・合弁契約の実務

出版社名 中央経済社
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-502-38801-9
4-502-38801-7
税込価格 3,080円
頁数・縦 223P 21cm

商品内容

要旨

企業の買収・投資等の案件に従事する実務家にとって、株主間契約は、簡単なようで難しく、単純なようで複雑な契約である。シンプルで定型的に見えるタームシートが最終契約になると、その規定ぶりは多種多様なものであり、シンプルとは言い難い契約であることが明らかになる。本書では、この株主間契約について個別条項の内容を整理した上で、事業会社間同士の合弁契約の場合、金融投資家や個人が契約当事者となる場合、外国法人を合弁会社とする場合などの取引類型別の留意点を、出資比率の差異の影響にも留意しつつ解説している。さらに、会社法その他の法律上の問題点についても言及している。

目次

第1編 株主間契約・合弁契約とは何か(総論
締結される典型的な場面と概要
会社法との関係と位置づけ)
第2編 一般的な株主間契約・合弁契約の内容(構成と当事者
ガバナンスに関する条項
事業に関する条項 ほか)
第3編 取引類型別の留意事項(事業会社同士の合弁契約
金融投資家が当事者となる株主間契約
個人が当事者となる株主間契約 ほか)

著者紹介

藤原 総一郎 (フジワラ ソウイチロウ)  
弁護士(長島・大野・常松法律事務所)。1996年東京大学法学部卒業。1998年弁護士登録(第一東京弁護士会所属)。2003年コロンビア大学ロースクール卒業(LLM)。2003年〜2004年Morrison&Foerster LLP(San Francisco)にて勤務。2008年〜上智大学法科大学院非常勤講師(現職)。2009年〜京都大学法科大学院非常勤講師(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)