• 本

山本七平と「仕事の思想」 私たち日本人の「働き方」の源流へ

出版社名 PHP研究所
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-569-85032-0
4-569-85032-4
税込価格 1,903円
頁数・縦 239P 19cm

商品内容

要旨

どう働き、どう生きるか。『日本資本主義の精神』『近代の創造―渋沢栄一の思想と行動』『勤勉の哲学』といった山本日本学の代表的名著を道標に、気鋭の思想史学者が挑む意欲作!

目次

序章 山本七平が捉えた日本人の「仕事の思想」―その慧眼に映し出された輪郭を辿る(山本日本学と「暗黙知」
キリスト教と戦中・戦後体験 ほか)
第1章 「仕事の思想」のはじまり―戦争を必要としない社会に起きた大転換(起点としての江戸期
現代日本にまで繋がる「日本教」 ほか)
第2章 商人が躍進した社会に現れた思想―石田梅岩という思想家の価値を捉え直す(石田梅岩の登場
人間にとっての「形」―梅岩の思想の核心 ほか)
第3章 石田梅岩から石門心学へ―日本資本主義の精神の形成に及ぼされた影響力(広がる石門心学
石門心学の中核)
第4章 渋沢栄一と「仕事の思想」―日本近代の創造者が「繋いだ」ものとは何か(江戸の精神と渋沢
渋沢の「仕事の思想」とその精神)

出版社・メーカーコメント

没後三十年。真の知識人「山本七平」による知の遺産が今ここに。気鋭の思想史学者が山本日本学の未完の仕事の「続き」に挑む意欲作。

著者紹介

森田 健司 (モリタ ケンジ)  
1974年兵庫県生まれ。京都大学経済学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間・環境学)。2017年より、大阪学院大学経済学部教授。専門は江戸時代の社会思想史。石田梅岩、石門心学の専門家として、多数の研究論文がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)