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日本人にとってキリスト教とは何か 遠藤周作『深い河』から考える

NHK出版新書 662

出版社名 NHK出版
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-14-088662-5
4-14-088662-5
税込価格 968円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

神とは、信仰とはどういうものか。汎神論の日本人が一神教のキリスト教徒になることは可能なのか。キリスト教文学の大家・遠藤周作の無二の親友であるカトリック司祭・井上洋治に師事し、いま最も精力的な活動を続ける批評家が、遠藤文学の集大成『深い河』を軸に、日本的霊性とキリスト教の交点を見出す。

目次

はじめに―日本的霊性とキリスト教
第1章 神について
第2章 死について
第3章 出会いについて
第4章 信仰について
第5章 告白について
第6章 苦しみについて
第7章 愛について
おわりに―復活について

出版社・メーカーコメント

汎神論の日本人が一神教のキリスト教徒になることは可能なのか? キリスト教文学の大家・遠藤周作の無二の親友であるカトリック司祭に師事し、晩年の遠藤とも交流のあった、いま最も精力的な活動を続ける著述家が、遠藤文学の集大成『深い河』を軸に、日本的霊性とキリスト教の交点を見出す。

著者紹介

若松 英輔 (ワカマツ エイスケ)  
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて第2回西脇順三郎学術賞、『小林秀雄 美しい花』で第16回角川財団学芸賞、第16回蓮如賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)