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素数ほどステキな数はない 素数定理のからくりからゼータ関数まで

知の扉シリーズ

出版社名 技術評論社
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-297-12271-3
4-297-12271-5
税込価格 2,420円
頁数・縦 351P 19cm

商品内容

要旨

数学界最高のナゾでありいまなお多くの人々を魅了する「素数」。双子素数、メルセンヌ素数をはじめオイラーが「素数のすみか」と考えたゼータ関数や素数の分布を解明するリーマン予想など素数のからくりと魅力を余すことなく解説。nと2nの間の素数についての存在定理であるベルトラン=チェビシェフの定理についても完全な証明を掲載。

目次

入門編 素数ほど面白い数はない
初段編 なぜ、素数は無限にある?
二段編 数列の中の素数
三段編 対数関数と素数
四段編 合同式と素数とRSA暗号―フェルマーの小定理、オイラーの定理
五段編 順列・組合せと素数―素数定理への最初のアプローチ
六段編 無限和と素数―オイラーの大発見
七段編 虚数と素数
八段編 素数と微分積分
九段編 ラマヌジャンとベルトラン=チェビシェフの定理―Ψ(x)による証明
A級編 複素数上の微分積分
名人編 ゼータ関数・リーマン予想・素数定理

著者紹介

小島 寛之 (コジマ ヒロユキ)  
1958年東京都生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。現在、帝京大学経済学部経済学科教授。専攻は数理経済学、意志決定理論。数学エッセイストとしても多方面で活躍しており、そのわかりやすい語り口には文系・理系の読者を問わず定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)