• 本

ばにらさま

出版社名 文藝春秋
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-16-391426-8
4-16-391426-9
税込価格 1,540円
頁数・縦 218P 20cm

商品内容

要旨

冴えない会社員の広志にできた彼女は色白でとびきり可愛い”ばにらさま”。日常の向こう側に見える心のあり様を捉えた6篇。

出版社・メーカーコメント

冴えない僕の初めての恋人は、バニラアイスみたいに白くて冷たい日常の風景が一転! 思わず二度読み!痛くて、切なくて、引きずり込まれる……。6つの物語が照らしだす光と闇島清恋愛文学賞、本屋大賞ノミネート『自転しながら公転する』の山本文緒最新作! 伝説の直木賞受賞さく『プラナリア』に匹敵るす吸引力! これぞ短編の醍醐味!ばにらさま  僕の初めての恋人は、バニラアイスみたいに白くて冷たい……。わたしは大丈夫 夫と娘とともに爪に火をともすような倹約生活を送る私。菓子苑 舞子は、浮き沈みの激しい胡桃に翻弄されるも、彼女を放って置けない。バヨリン心中 余命短い祖母が語る、ヴァイオリンとポーランド人の青年をめぐる若き日の恋。20×20  主婦から作家となった私。仕事場のマンションの隣人たちとの日々。子供おばさん 中学の同級生の葬儀に出席した夕子。遺族から形見として託されたのは。