• 本

日本アパッチ族

改版

角川文庫 こ2−19

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-04-111943-3
4-04-111943-X
税込価格 880円
頁数・縦 382P 15cm

商品内容

要旨

会社の上司の鼻をひっぱったために懲戒免職。さらに3か月以内に就職しなかったとして、失業罪で逮捕、追放の判決を受けた木田福一。砲兵工廠跡地に追放された彼は、餓死寸前で野犬に食われそうになっていたところを、アパッチ族に助けられた。赤銅色の肌を持ち、鉄を主食としているアパッチ族。木田は、彼らの一員となり、謎に包まれた生態と生き様について、記録していく。初の長編にして最高傑作の呼び声高い記念碑的作品!

出版社・メーカーコメント

小松左京の処女長編にして最高傑作の呼び名が高い、記念碑的作品!戦後大阪に出没した「アパッチ」。屑鉄泥棒から鉄を食う怪物「食鉄人種」に変貌した彼らは、やがて大阪の街から飛び出して、日本全国に広がり仲間を増やし、やがて日本政治をゆさぶるまでになっていく――。

著者紹介

小松 左京 (コマツ サキョウ)  
1931年大阪生まれ。京都大学文学部卒。幾多の職を経て、62年作家デビュー。その後、日本SF界の草創期から中心的役割を果たし、数々の秀作名作を発表。74年『日本沈没』で第27回日本推理作家協会賞、85年『首都消失』で第6回日本SF大賞を受賞。2011年7月永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)