• 本

ゴッホ名画巡礼

出版社名 世界文化ブックス
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-418-21211-8
4-418-21211-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 127P 26cm

商品内容

要旨

フィンセント・ファン・ゴッホは絵を描くことに人生を奉じた。27歳で画家こそ天職と思い定めて、突き進んだ10年間。短すぎる人生と遺した作品の豊穣さ。今も賞讃と驚嘆とが集まるその画業。そんなゴッホの名画とともに、画家の歩んだ道をたどってみよう。オランダからフランスへ、所縁の地をめぐり行けば、青年フィンセントが「ゴッホという画家」になった、その「芸術誕生の謎」が解き明かされることだろう。

目次

フィンセント・ファン・ゴッホの生涯
巻頭 世界最大のファン・ゴッホ・コレクター ヘレーネの物語
ゴッホ展―響きあう魂 ヘレーネとフィンセント
ゴッホを旅する(ズンデルトとニューネン―生誕の地、家族との亀裂
パリ―モダニズムの洗礼、画友との出会い ほか)
ゴッホの名画を訪ねる美術館(オランダでゴッホを観る―ファン・ゴッホ美術館、クレラー=ミュラー美術館
フランスでゴッホを観る―ロダン美術館、オルセー美術館 フランス、ゴッホゆかりの町へ ほか)

出版社・メーカーコメント

・ゴッホの名画集・兼・ビジュアル伝記。この1冊でゴッホの生涯と代表作、創作の秘密がよくわかる!・代表作と画家の生涯がよくわかる =知っておきたいゴッホの代表作を、その生涯の節目ごとにご紹介しています。・名画誕生の地に誌上紀行 =オランダ、パリ、南仏。名画誕生の地を訪ねた紀行写真が豊富に掲載されています。  海外に自由にいけない今、贅沢な誌上紀行を名画とともにどうぞ。・話題のゴッホ展とコラボ =2021−2022三都市巡回の「ゴッホ展 響きあう魂フィンセントとヘレーネ」とコラボ。  展覧会の絵と内容の予習復習ができます。  ゴッホ収集、世界最大の個人コレクターはひとりの女性だったのです。《ひまわり》をはじめ、多くの傑作を残した画家フィンセント・ファン・ゴッホとは何者だったのでしょうか。37歳で逝った画家は真の天才だったのか、とてつもない努力家だったのか。唯一言えることは誰も彼の画業を超えることはできないこと。「ゴッホ芸術」とでも呼ぶべきその創造の源を探るべく、写真家・南川三治郎氏がその名画誕生の地を巡った貴重なアーカイブ写真とともに編んだゴッホの名画集。ビジュアル版ゴッホ伝記として、幅広い年齢の方々に楽しんでいただける内容です。(本書は、2010年刊・没後120年ゴッホ展公式ムック「ゴッホを旅する」を底本に、掲載絵画、デザインを刷新した1冊です)

著者紹介

南川 三治郎 (ミナミカワ サンジロウ)  
1945年、三重県生まれ。東京写真大学(現・東京工芸大学)卒業。大宅壮一東京マスコミ塾第1期出塾。主にヨーロッパの“人と文化”に焦点を当てて取材活動を行う。2018年逝去
松井 文恵 (マツイ フミエ)  
アートライター。Sotheby’s Educational Studies,Londonで西洋美術史を学ぶ。ヴェルサイユをはじめ、オルセー、ウフィッツィ、ドレスデン、クレムリン、ヴェネツィア、ベルリンなど日本での美術館紹介のために海外に多数取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)