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図解・天気予報入門 ゲリラ豪雨や巨大台風をどう予測するのか

ブルーバックス B−2181

出版社名 講談社
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-06-524682-5
4-06-524682-2
税込価格 1,210円
頁数・縦 278P 18cm

商品内容

要旨

地球温暖化により年々増え続ける激甚災害。―備えるために重要な、気象予報を徹底解説。梅雨の末期に頻発するようになった、線状降水帯に伴う気象災害。年々増え続ける、地球温暖化で強大化する台風による大きな被害。よく出されるようになった特別警報。進化し続ける天気予報は、それらをどうやってとらえているのか。ふだんよく耳にする「爆弾低気圧」や「大気が不安定」といった天気予報用語はもちろん、大気をシミュレートする数値予報など、精度を増す最新の気象予報技術も理解できる一冊。

目次

前編 人による予報の時代―観測、気象の理解から予報へ(温暖化で強靭化する「台風」、多発する「線状降水帯」
気象台も気象レーダーもないころの気象災害
現在の大気を知る―さまざまな気象観測
天気図と人による天気予報)
後編 コンピュータによる予報の時代へ―数値予報とはなにか(大気をシミュレートする数値予報
数値予報を翻訳するガイダンス
天気予報のこれから)

出版社・メーカーコメント

地球温暖化で起こる異常気象や強靭化する台風。生活や命を守るために重要性が増す天気予報の最新のしくみと、気象の現象を解説。

著者紹介

古川 武彦 (フルカワ タケヒコ)  
1940年生まれ。気象庁研修所高等部(現気象大学校)および東京理科大学物理学科卒業。理学博士。気象研究所主任研究官、気象庁予報課長、札幌管区気象台長、日本気象学会理事などを経て、現在「気象コンパス」代表者として気象に関する情報を発信。気象学会・航海学会会員。多数の著書や翻訳書がある
大木 勇人 (オオキ ハヤト)  
1964年生まれ。千葉大学理学部物理学科卒業後、塾講師を2年、出版社で検定教科書の編集者として10年勤務した後、フリーに。教科書編集のほか、中学理科程度の知識を前提にした、誰でも読みやすい科学書を執筆、編集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)