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モア・ザン・ヒューマン マルチスピーシーズ人類学と環境人文学

シリーズ人間を超える

出版社名 以文社
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-7531-0364-5
4-7531-0364-1
税込価格 3,520円
頁数・縦 305P 21cm

商品内容

要旨

人間中心主義をいかに乗り越えるべきか「人新世」時代の想像力がつむぐ、9つのインタビュー集。

目次

序論 モア・ザン・ヒューマン―人新世の時代におけるマルチスピーシーズ民族誌と環境人文学
第1部 人間と動物、一から多への視点(インド中部ヒマラヤの種を超えた関係性―ヤギの生贄からクマとの親密性まで
工業型畜産における人間‐動物の労働 ほか)
第2部 人間的なるものを超えた人類学の未来(モンゴルの医療、マルチスピーシーズ・ストーリーテリング、マルチモーダル人類学
森の思考を聞き取る人類学 ほか)
第3部 モア・ザン・ヒューマンの人類学から文学、哲学へ(外臓と共異体の人類学
エコクリティシズムのアクチュアリティ ほか)
あとがき―マルチスピーシーズ人類学から本書を眺望する

著者紹介

奥野 克巳 (オクノ カツミ)  
立教大学異文化コミュニケーション学部教授。北・中米から東南・南・西・北アジア、メラネシア、ヨーロッパを旅し、東南アジア・ボルネオ島焼畑稲作民カリスと狩猟民プナンのフィールドワークを実施
近藤 祉秋 (コンドウ シアキ)  
神戸大学大学院国際文化学研究科講師。専門は文化人類学、アラスカ先住民研究
ファイン,ナターシャ (ファイン,ナターシャ)   Fijn,Natasha
オーストラリア国立大学・モンゴル研究所を拠点に活動。専門はマルチスピーシーズ人類学、映像人類学。モンゴルやオーストラリアで、家畜化、マルチスピーシーズ民族誌、人間以上の領域の社会性などをテーマとしてフィールドワークを行ってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)